住環境や働く職場環境は、建築技術の向上や材料の多様化により、様々なデザインでの施工が可能となり、ユーザーの選択肢も増えています。例えばオフィスではガラスでデザインされたスタイリッシュなオフィスや、保育所の設置、カフェテリアや、フリーアドレスなど、働く環境が日々進化しています。保育園や幼稚園などの教育施設では、他と差別化するために施設の美化を進め、サービスの向上を図っています。

しかし、そのようなスタイリッシュな景観から始まる空間のデザインは、同時にある問題を発生させます。それは音の問題です。
例えばガラス張りのデザインは音が反響し、少しの音でもうるさく感じる空間となります。またプライバシーを守るパーティションは同時に音を跳ね返すことも多く、スピーチプライバシーが重要な場面でも音が筒抜けで漏れてしまいます。

今後、住環境や労働環境は一層改善され進化し続けますが、そこには景観や利便性だけではなく、「音」や「空気」という目には見えないけれど、常に人に触れている感覚も快適にする必要があるのではないでしょうか。音が人に与える影響は様々で、身体を休ませるとき、考えるとき、打ち合わせするとき、気持ちを切り替えるとき等、多種な場で生産性に関わります。
生産性が変われば、例えば企業であれば売上にも影響します。雑音や会話音に邪魔されることなく集中できる空間や、ウィルスなどの繁殖も抑制するフレッシュな空間は、誰もが居続けていたい場所になることでしょう。

サウンドスフィアは「音」や「空気」が快適な環境をご提供いたします。